ジュエッテの新作アクセサリー

ジュエッテ(Jouete)の2021年秋コレクションから、新作アクセサリーが登場。2021年8月25日(水)より販売される。

多様な魅力にあふれた新作ジュエリー

カラーやテイストを“シンクロ”して遊ぶ

ジュエッテの新作アクセサリー、ミニマルなパールリングや“重ね付け”楽しむシルバーイヤリング|写真40

2021年秋コレクションの注目は、カラーやテイストをシンクロさせて楽しむ「ツイニング」コレクション。ボルトのようなディテールがメンズライクなリングは、マットな質感で肌になじむデザイン。同じリングで揃えるのはもちろん、カラーや幅の異なるデザインでさりげなくツインコーディネートを楽しむのもおすすめだ。

パテックフィリップ 偽物

華やかさと気品を与えるパールジュエリー

ジュエッテの新作アクセサリー、ミニマルなパールリングや“重ね付け”楽しむシルバーイヤリング|写真39

その他、華やかさと気品をプラスしてくれる「パール」コレクションも。まっすぐなポールの両端にパールをあしらったネックレスやリングは、シャープかつミニマルな空気感が印象的。ジェンダーレスに身に着けられるのも魅力だ。

“ペンダントタイプ”の時計が初登場

ジュエッテの新作アクセサリー、ミニマルなパールリングや“重ね付け”楽しむシルバーイヤリング|写真42

「タイムピース」コレクションからは、文字盤をトップにあしらったペンダントタイプが初登場。一見時計には見えない小ぶりなサイズ感で、ジュエリー感覚でスタイリングを楽しむことができる。遊びのあるモチーフとして、コーディネートにアクセントをプラスしてくれそう。

イヤリングは“重ね付け”を楽しんで

ジュエッテの新作アクセサリー、ミニマルなパールリングや“重ね付け”楽しむシルバーイヤリング|写真44

イヤリング・ピアスの新作は、通常より小ぶりなサイズ感で展開。より耳へのフィット感を高めた。また、イヤリングはイヤーカフスとしても着用可能。繊細かつシンプルなシルエットで、重ね付けにもぴったりだ。

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プラダで人気のミニバッグ3選

世界中の人々を魅了するイタリア発祥のハイブランド「プラダ」。
ファッション界の中心的な存在で、1980年代に逆三角形のロゴが入った革新的なバッグで一大ムーブメントを巻き起こし、今なお確固たる地位を確立しています。

プラダで人気のミニバッグ3選♪

【ガレリア】
今年で発売11周年を迎えたアイコンバッグ。
ブランドを代表する上質レザー「サフィアーノ」カーフを使用しているので、長く使うほど発色の美しさと丈夫さを実感できます。

【プロムナード】
どんな自分もレディに見せてくれる愛しい新作♪
洗練、清潔感、ほどよい甘さ、それらが絶妙にブレンドしています。

【サフィアーノ ミニバッグ】
小ぶりでもマチがあり、財布やスマホなど必要な小物が収納可能。
シンプルなデザインは、様々なコーデに合わせやすいです。ストラップを外せばクラッチバッグにも。

人気のバッグ(種類)♪

プラダ

国:イタリア 
高級レザーを使用した上品なバッグや、大人可愛いバッグが揃っているプラダは、イタリアを代表する高級ファッションブランドです。


人気のバッグ(種類)♪

プラダバッグ1

【1位】ハンドバッグ 

シンプルでエレガントなハンドバッグ。ショッピング・通勤・デートまで色んな場面で使えます☆

プラダバッグ2

【2位】トートバッグ 

収納力も抜群のレザートートバッグ。中でもカッチリとしたブラックは、スタイルやシーンを選ばないので人気があります。

プラダバッグ3

【3位】ミニハンドバッグ 

トレンドの小ぶりなハンドバッグ。コロンとした形が大人可愛い

我々の間の先駆者のためのファッショナブルな最後の分贈り物

あなた方の中には先駆者がいる。大丈夫です。これは、我々の人格欠陥と性格欠陥を認める安全なスペースです。私は、procrastinatorでもあります;私は、ほとんどの週末を私の弟のための天才贈り物を考えるようにしました。ルイヴィトン オンザゴー 偽物ありがたいことに、クリスマスは金曜日まででありません、そして、週の間のその便利なタイミングはあなたがまだあなたのリストのStragglersのために贈り物を選んで、注文する時間が少しあるということを意味します。


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ストライプがベトナムのシューズ・バッグSPAを買収

ストライプインターナショナル(以下、ストライプ)は、ベトナムのシューズ・バッグメーカーのGFTを買収した。ストライプの子会社であるストライプサイゴンが受け皿となり、ストライプはストライプサイゴンの株式の70%を取得。ストライプサイゴンの取締役会議長を石川康晴ストライプ社長が務め、ストライプサイゴン社長は張替努ストライプ常務取締役が務める。買収額は公表していないが、推定20億円という報道もある。

GFTは2007年にベトナムで設立されたシューズ・バッグのSPA(製造小売業)メーカー。シューズ・バッグブランド「バスカラ(VASCARA)」をホーチミン中心にベトナムの各地域に出店しており、19年7月時点の店舗数は132。18年度の売上高は2600万米ドル(約27億円)だったという。

ストライプは17年に、ハノイを拠点とするネムグループのアパレル事業を買収し、ストライプベトナムを設立している。「ネム(NEM)」の店舗数は買収時の44から現在81にまで広がり、「現地の20~40代の働く女性に支持され、ベトナムのアパレル市場でのシェアナンバーワンを確立した」と広報担当者。シューズ・バッグメーカーのGFTの買収により、「ネム」とのグループ間取引拡大を目指すと共に、将来的には2ブランドでの共同出店などで「店舗相乗効果も見込む」。

石川康晴社長はベトナム事業について、19年1月の取材で「絶好調で推移している。日本向けの『アース ミュージック&エコロジー(EARTH MUSIC&ECOLOGY)』をそのまま持ち込んで苦戦した中国市場の反省が効いている。ベトナムは現地企業を買収し、企画から生産まで、全て現地で行うようにしたことが好調要因」と話していた。ネット環境の整備が遅れている同国では、引き続き実店舗出店で成長を目指す。ストライプは、苦戦していた中国事業についてはアリババの日本法人とアライアンスを18年に締結、インドネシアでは現地EC企業に投資するなど、各国の特性に合わせたマーケティングを進めている。

「フェンディ」がキオスク開店 人気の「FFロゴ」をアップデート

フェンディ(FENDI)」は7月4~10日、伊勢丹新宿本館1階のザ・ステージで2018-19年秋冬の新作を集めたポップアップイベント「フェンディ キオスク(FENDI KIOSK)」を開催している。7月25~31日には、阪急うめだ本店の1階コトコトステージ11でも行う。

注目は、「FFロゴ」を大胆にあしらった「FF リローデッド カプセルコレクション(FF RELOADED CAPSULE COLLECTION)」だ。1965年にカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が「ファーをファン(楽しく)したい」と考案した「Fun Fur」の頭文字を組み合わせてデザインしたもの。「FFロゴ」はこれまでさまざまな形に変化を遂げてきたが、2018年プレフォールにアップデートされたロゴは、正方形のボックスシルエットでグラフィカルな印象だ。

また、日本限定で「FFロゴ」をヒョウ柄のように表現した「フェンディ スプラッシュ(FENDI SPLASH)」柄を用いたカプセルコレクションも並ぶ。人気バッグの“ピーカブー(PEEKABOO)”から“バイ ザ ウェイ(BY THE WAY)”“ラナウェイ(RUNAWAY)”“モン トレゾール(MON TRESOR)”、別売りストラップ“ストラップユー(STRAP YOU)”、iPhoneカバー、財布、スカーフまで幅広くそろえる。

ストリート、ロリータ、アニメ――カオスを飲み込む若者の聖地「ラフォーレ原宿」41年目の進化

明治通りの反対側にあるラフォーレ原宿のエントランスは少し不思議な日本庭園になっていて、入り口に面した店舗では爆音を響かせ「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」「バーバリー(BURBERRY)」などのストリートで人気のメンズアイテムを販売している。「GR8(グレイト)」だ。オーナーバイヤーの久保光博氏は世界の著名なファッション業界人「BoF500」に選出され、久保氏の好きな数字、末広がりの“8”を並べた店舗面積88坪の「グレイト」には、日本だけでなく中国や韓国、台湾のファッション愛好家たちが訪れる。客単価は7〜8万円、月間の売上高はゆうに1億円を超える。だがラフォーレ原宿には、店舗面積がその4分の1以下の20坪足らずにもかかわらず、時には「グレイト」を超える売り上げを叩き出す店舗が2つある。2大ロリータブランドの「アンジェリック プリティ(ANGELIC PRETTY)」と「アリスアンドザパイレーツ(ALICE AND THE PIRATES)」だ。

昨年10月に開業40周年を迎えたファッションビル、ラフォーレ原宿が好調だ。2019年3月期の売上高は前期比5%増を見込んでおり、2016年3月期以来4期連続で増収を達成する。ネット通販が拡大し、都心でも多くのファッションビルが苦戦する中で、ラフォーレ原宿のこの快進撃とも言える業績は、新旧の多彩なテナント群が国内外から幅広い客を呼び込むことで支えられている。

「ネット通販発ブランドの新しいサクセスストーリーをつくりたい」——こう語るのは、今春の改装でラフォーレ原宿に出店を決めた、ネット通販のプラットフォーム「STORES.jp」を運営する塚原文奈ストーアーズ・ドット・ジェーピー最高経営責任者(CEO)だ。「STORES.jp」は未経験者でも簡単にネット通販サイトを作れることが強みで、多くの小規模ブランドや個人のユーザーを獲得してきた。リアル店舗の運営はほぼ未経験ながら、同様にネット通販ブランドで数多くのファンを獲得した「アール(RRR)」の相羽瑠奈デザイナー率いるレインボーシェイクと組み、SNSを駆使した新しい売り方に挑戦する。「リアル店舗の運営は全くの未経験だし、かなりの先行投資にはなるが、ラフォーレ原宿にはすでに数多くの成功事例があった。リアルには私たちのようなネット企業ができないことがたくさんあるし、むしろそれが私たちにとっても新しい可能性だと感じている」と塚原CEO。

ラフォーレ原宿がこの数年積極的に取り組んできたのが、こうしたネット通販発ブランドの導入だ。24歳のインフルエンサー、滝口樹理社長兼デザイナーが率いるネット通販専門ブランド「ジュエミ(JUEMI)」は4月6日、初の常設店をラフォーレ原宿にオープンする。ルミネ新宿店や三越銀座店、名古屋パルコなどで期間限定店を出店し、1週間で1000万円以上を毎回売り上げてきた人気ブランドだが、その「ジュエミ」が初めてリアルの場に期間限定店をオープンしたのもラフォーレ原宿だった。村田裕介ラフォーレ原宿館長は「かつてのような急成長が望めない中、資本力の弱い新進ブランドが商業施設に常設店を出店するハードルはどんどん高くなっている。しかしわれわれのようなファッションビルにとっても、新進ブランドが導入できなければ活気も失われる。ネット通販発のブランドは新しい可能性だった。この数年で期間限定店から常設店へという流れができつつある」。

こうしたネット通販発ブランドの導入で新しい客層を呼び込む一方、数字面を支えるのは新旧の多彩なテナント群だ。ラフォーレ原宿で月坪(1坪あたりの月間の平均売上高のこと)100万円に達すると見られるテナントは、「グレイト」のようなラグジュアリーセレクトから「アンジェリック プリティ」「アリスアンドザパイレーツ」のロリータ、2017年9月にオープンした「セーラームーンストア」のアニメなどバラエティに富んでおり、同館のテナントリーシング力の強さを象徴する。ラフォーレ原宿から生まれ、今やアジアを代表するセレクトショップになった「グレイト(GR8)」は4月下旬、店舗を88坪(約293平方メートル)から130坪(約429平方メートル)に拡張オープン、裏側の入り口に接する2.5階の全スペースに広がる。「グレイト」は昨年拡張オープンしたばかりだったが、村田館長は「『グレイト』を率いる久保光博オーナーバイヤーから、このままでは商品が収まりきらないと強い要望があった。『グレイト』は日本だけでなく世界的な知名度を誇るセレクトショップで、世界中からファッション好きが押し寄せる。われわれもその期待に応えたかった」と語る。

「アンジェリック プリティ」と「アリスアンドザパイレーツ」を筆頭にロリータブランドを集積した地下1.5階は、「インバウンド比率は高く、近隣の中国や韓国はもちろん中東などからも、熱心なファンがこのフロアをめがけて来る」(村田館長)という。昨年1月には、「アンジェリック プリティ」と「アリスアンドザパイレーツ」の2大ロリータブランドの1月の売上高がそれぞれ1億円を突破した。「アリス アンド ザ パイレーツ」の売り場面積は14坪、「アンジェリック プリティ」は19坪なので、1坪あたりの売上高はなんと714万円、526万円と驚異の坪効率になる。

日本発のファッションであるロリータ・ファッションとラフォーレ原宿の関係は実に長い。「アンジェリック プリティ」の出店は、1978年のラフォーレ原宿開業の翌年の1979年。以来39年にわたってショップを構えてきた。絶好調のロリータだが、2013年には人気ブランド「ブラックピースナウ」が倒産するなど苦しい時期もあった。ラフォーレ原宿は、2007年からパリの「ジャパンエキスポ」に「アンジェリック プリティ」や「アリス アンド ザ パイレーツ」など有力なロリータブランドと一緒に出展し、ファッションショーを現地で実施。その後も数年にわたって出展を続け、ロリータブランドの種を海外にまいてきた。

17年以降には、元祖原宿ストリート系ブランド「ミルク(MILK)」の流れをくむ「ジェーンマープル(JANE MARPLE)」も、この2大ロリータブランドに匹敵する売上高と坪効率を叩き出すようになった。「ジェーンマープル」も、1984年にスタートして88年からラフォーレ原宿に出店する老舗テナントの一つだ。ワンピースで5万円台、スカートで4万円台と高額ながら、幅広い年代から熱狂的な支持を集めている。「ファッションだから長い時間の中では浮き沈みもあった。だが店長が20年間ずっと同じ人が務めるなど、絶対に軸がブレない強さがある」と村田館長は語る。

ファッションビルはネット通販の猛烈な成長やターミナル駅直結の大型商業施設などの攻勢にさらされ、坪効率の悪化や売上高の縮小などの防戦を余儀なくされてきた。だが昨年10月に開業40周年を迎え、売り上げ上位テナントに新旧ブランドと店舗が並ぶラフォーレ原宿は、商業デベロッパーが理想として掲げる“経年優化”そのものだ。開業41年目のラフォーレ原宿は今、再び進化している。

スニーカー芸人レイザーラモンRGが語る“あるある”から転売市場まで

懐メロに乗せて“あるある”ネタを歌い上げる新しい形の歌ネタで一躍ブレイクしたお笑い芸人レイザーラモンRG(以下、RG)は、自他共に認めるスニーカーマニアだ。数百足におよぶスニーカーに囲まれながら毎晩床に就き、吉本興業のお笑い芸人を中心にスニーカー同好会を結成し広報担当(本人談)として精力的に活動するなど、スニーカー愛は伊達ではない。

並々ならぬ愛を注ぐRGに、スニーカーを好きになったきっかけから遍歴、活況続くシーンや転売市場についてまで話を聞いた他、所有する数百足以上の中からお気に入りの3足を選びこだわりを語ってもらった。また、“スニーカーあるある”とは一体ーー。

スニーカーを好きになったきっかけを教えてください。

人はやっぱりなくした過去を取り戻したい、というか。世間で小学1年生がはく靴っていわゆる子ども靴じゃないですか。でも僕は親にたまたま連れていかれたスポーツ量販店で「アシックス(ASICS)」のランニングシューズを見つけて、最先端のスポーツカーを見たような衝撃に襲われたんです。それがスニーカーを好きになったきっかけですね。そのあとすぐに買ってもらって、学校で自慢するためにはいて行ったんです。周りの子にスニーカーなんて自慢してもわからなかったと思うんですけどね(笑)。でも僕が周りと違うスニーカーをはいているのを気にくわない子がいたようで、すぐに盗まれたんです。転売はされてないと思うんですけど、“エア マックス狩り”的な。それをずっと探してる感じですね。

盗まれて以降は?

「みんながマジックテープの子ども靴をはいている中、俺だけは違うぞ」という気持ちでめげずにはき続けてましたが、盗まれたのはその1回だけでしたね。

中高校生時代は漫画「SLAM DUNK」やNBAなどのバスケブームが全盛期で、“エア マックス(AIR MAX)”と“エア ジョーダン(AIR JORDAN)”のドンズバ世代だったかと思います。

“THE 世代”なのでそのカルチャーも通ったんですが、ちょっと違うんです。学生の頃はお金もなかったので、“エア マックス”や“エア ジョーダン”は憧れのスニーカーという存在でした。趣味の1つがバイクなんですけど、王道の古き良きハーレーよりもその時代の最先端のバイクにワクワクするように、なんでもハイテクなものが好きなんです。だからスニーカーもそういう目で見ていて、“エア ジョーダン 1”はバイクでいうとハーレーですね。

中学生のころは校則が厳しくて、スニーカーは白しかダメだったんですが、不良が制服で遊ぶように僕はスニーカーで遊んでました(笑)。バッシュだとハイカットなので絶対はけなかったんですが、テニスシューズならローカットだからオーケーみたいな。「ミズノ」の“ランバード(RUNBIRD)”のように白ベースにギリギリ色が入ってるようなものも選んでましたね。親も“学校にはいていく靴”だと、少し高くても買ってくれたので。

「SLAM DUNK」やNBAの影響を受けてスニーカー好きになったと思っていました。

もちろんどっちも大好きです。ただ“エア ジョーダン”はイケてるグループがはいていたのもあって、悔しくて違うスニーカーをはこうとした“ひねくれ”もあるんです。いわゆる“エア マックス狩り”とも無縁な、そのステージに立つことすらできないビビりだったので(笑)。今はその時代を取り戻すべく“エア ジョーダン”もはくようになりましたね。

本格的にスニーカーを購入し始めたのはいつ頃から?

実は2013〜14年くらいと最近なんです。芸人はある程度売れるようになるまでめちゃくちゃ貧乏なので、スニーカーにお金をかけることができなかったんです。その頃はABCマートの一番前のワゴンに積まれている「ヴァンズ(VANS)」に本当に助けられて、ヒールがズルズルになるまではきこんでました。

ハイテクもローテクもいろいろなスニーカーを経験してきたということですね。

そうですね、波はありますが同じくらい持ってます。だからこそ何かに絞れる人がうらやましいです。僕はどうしてもフラフラしてしまうので。

スニーカーは全部で何足持っているんでしょうか?

300足以上です。自宅の6畳の寝室には、ベッドと山積みになったスニーカーの箱だけ(笑)。並んでいるのを見ているだけで幸せな気分になります。箱込みでスニーカーが好きですね。

購入はどのくらいのペースで?

今は落ち着いています。ピークのころは週に2〜3足買ってましたね。“エア ジョーダン”はお金に余裕ができたころにバンバン手を出して……いろいろ危なかったです。そうやってある程度目標にしていたスニーカーや復刻モデルを手にすることができるようになって次のステージに進みました。

次のステージというのは?

いわゆるみんながうらやましくなるスニーカーが欲しくなる、ってやつです。ちょうどカニエ・ウェスト(Kanye West)の「イージー(YEEZY)」が出だした時期で、スニーカー同好会も盛り上がってきて、頑張って抽選に行ったり、プレ値で買ったりしてました。ただそのころは「スニーカー同好会なのに持ってないんかい」みたいに思われるのがイヤで、不純な集め方をした時代でもありました……(笑)。

ちなみにこの時、学生時代の“ひねくれ”がまた出たんです。「シュプリーム(SUPREME)」でどうしても欲しいアイテムがあったんですけど、オンラインストアのオープン直後の10分と仕事が重なってしまって。仕事前に購入直前まで進んだんですけど、ネタを披露して戻ってきたら完売してて。同じように「THE TEN」も1回外れた時点で「もういい!」って“ひねくれ”て、1足も持ってないです。「イージー」に関しては、カニエと僕が同じ誕生日っていうのもあって“ひねくれ”てないです(笑)。

でもこの“ひねくれ”があったからこそ、まだスニーカーが好きなのかなとも思います。“ひねくれ”続けた結果、欲がなくなり、いろいろなスニーカーを知るようになりました。「あれが手に入らなかった!悔しい!」みたいなのが本当になくなって、「トレンドを追ってるだけじゃダメ」と解脱し、市場にあるものの中で欲しいものを探す感じ。簡単に言ってしまえは争奪戦という戦国時代から江戸時代に入ったイメージです(笑)。それに、常に「なにがなんでも欲しい」だと転売屋の餌食になって破産していたとも思います。でもスニーカーの争奪戦を経験し、販売方法や仕組み、モノの良し悪しを知ることは大切だと思います。

スニーカー同好会の方々はまだ戦国時代なのでしょうか?

戦国時代の人もいますし、ダイノジの大地洋輔さんのように早々と江戸時代に突入した人もいます。でも大地さんはたまにタイムスリップして戦ってるみたいです(笑)。

ハイテク好きと耳にしていた分、「THE TEN」を持っていないのは意外でした。

「THE TEN」は素晴らしいプロジェクトだったと思います。もとあるスニーカーの再構築では収まらない、スニーカーの作り方に革命を起こしたというか。「THE TEN」をきっかけにそのモデルを知って好きになった人が増えたこともすごい。「イージー」も“ウルトラブースト(ULTRABOOST)”を広めたし、それまでのスニーカーの歴史になかった形も生み出した。ヴァージルとカニエの起用は企業的に大成功だと思います。あと個人的に思うカニエの功績は、靴紐をゆるゆるではいても問題ない文化を浸透させたこと。「イージー」ってとにかくはき心地が最高なんです。かかとを踏んだままでも大丈夫なように作られている気がして、本人がこういうスニーカーが欲しかったんだろうなって、はくたびに思います。

言われてみると、レア物やハイブランドのスニーカーをはいているイメージがあまりありません。

これは、自分ではわからないキャラクターやライフスタイルを、スニーカー同好会をはじめとした周りがわかってくれていることが大きいです。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の“トリプル S(TRIPLE S)”が欲しかった時はシソンヌの長谷川忍に「RGさんは“トリプル S”よりもこっちの方が似合います」ってアドバイスをもらって、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のスニーカーが欲しかった時は嫁から「あんたが『ルイ・ヴィトン』のスニーカーなんて似合うわけないんだから」っておしかりをもらって(笑)。逆に相方のレイザーラモンHG(以下、HG)はスタイルがいいので、ガンガンはいてますね。

HGさんもスニーカーが好きなんですね。

HGもスニーカー同好会のメンバーです。「ワイスリー(Y-3)」などが好きで、逆に“エア ジョーダン”とかに全く興味がないみたいです。でも2人して「イージー」と「THE TEN」は、はくんですよ。ハイブランドとストリートのどちらにも訴えることができている功績のわかりやすい例だと思います。それまで2人でファッションの話なんてしたことなかったんで、カニエとヴァージルはコンビ仲をよりよくしてくれた恩人です(笑)。

先ほどスニーカー同好会では「イージー」で盛り上がったとうかがいましたが、きっかけは?

それはうちの最新トレンド担当のシソンヌ長谷川が、「カニエが世界のトレンドの中心なんです。だから絶対に『イージー』が欲しいんです」って教えてくれたからです。あいつは感度が高い一番信頼できる男で、スタイリストとして雇いたいくらいです。ただ、すべてにおいて流行の最先端をいきすぎてみんなから“早すぎてダサい男”と言われてます(笑)。

思い入れのあるシリーズはありますか?

やはり学生時代に手に入れることができなかったモデルは思い入れが強いですね。“エキップメント”は「“エア ジョーダン”ではない、俺はこれだ!」と自分のアイデンティティーを形成してくれたし、「リーボック(REEBOK)」の“ポンプ(PUMP)”は初めてはいた時の感触が忘れられないし、今日持ってきた「プーマ(PUMA)」の“クライド(CLYDE)” は予備校生時代にめっちゃかわいくておしゃれな女の子がはいてたから好きになったし、一つ一つのモデルに思い入れがあります。

学生時代に買えなかったスニーカーの復刻やコラボに関しては、どう思いますか?

いいことだと思いますが、やっぱりその中で時代とマッチせず、売れ残ったりしてしまうモデルもある。復刻を知った時はうれしいですが、のちのちアウトレットで並んでいるのを見ると「やっぱり……」みたいな悲しさになります。そうやって“スタンスミス(STAN SMITH)”や“スーパースター(SUPERSTAR)”になれなかった子たちを大事にしたいです(笑)。

復刻とはまた違うんですけど、“スニーカーを眠らせる”ことを覚えました。「リーボック」が元プロテニス選手のマイケル・チャン(Michael Chang)が愛用していた“コート ビクトリー ポンプ(COURT VICTORY PUMP)”を復刻させたんですけど、買った当初は本当に合わせづらくて、言ってしまえばほんのりダサかったんです(笑)。でもある日、ブルーノ・マーズ(Bruno Mars)が「Finesse」のMVではいてたんですよね。それでもう「はくしかない!」ってスニーカータワーの中から引っ張り出しました(笑)。今はなんでも断捨離ブームですが、あとからなにがブームになるかわかりませんし、“眠らせるワイン的な楽しみ方”にこの時気付いたんです。この眠らせる技だと「ナイキ」が楽しみやすいですね。加水分解という怖さもありますが、“エア マックス 95”なんかは頻繁にカラーが出ている分、数年前のモデルをはくと「これなんですか?」って聞かれることが多いです。

本日はお気に入りの3足のスニーカーを持ってきていただきました。RGさん的視点でそれぞれについて語っていただければと思います。

「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」への出演もあって、猫も杓子も「ケンドリック!」と日本国内での株が爆上がりということで、最近はこれをはいています(笑)。発売当時(2016年)よりもいまの方が人気が高くなった、後からマクってきたパターンですね。買った当初は「どう合わせるねん!」って思ってたんですけど、靴自体がわりとシックなので、スーツを着る漫才の時によくはいています。ちなみにもう1つのコラボモデル“クラブ C(CLUB C)”は持っていますが、先日発売された「ナイキ」とのコラボモデル“コルテッツ ケニー 3(CORTEZ KENNY 3)”は手に入りませんでした。

“スウェード”が今年で誕生から50周年ということで、いろいろなお店やブランドとコラボしてるんですが、その1つでロサンゼルス発のストリートブランド「スタンプド(STAMPD)」とのコラボモデルになります。「プーマ」と「スタンプド」のコラボはこれまでもあったんですが、初めてこれを見たときに「なんじゃこれ、2足のスニーカーを切って貼ってる!?」って(笑)。ストリートの雰囲気もありつつスーツにも合うし、バスパンにも合うし、結婚式にも行けそうだし、オールラウンドスニーカーなんです。それにコラボなのに2万円を切る安さ、そして加水分解しない長持ちするタイプなので数年後もはける1足だと思います。

ちなみに「なにか1つだけしかモデルが選べない」って言われたら、間違いなく“スウェード”を選ぶくらい素晴らしいスニーカーだと思っていて、シリーズで20足くらい持ってます。誰でもはけて、こだわりも見せられる。“ビースティー・ボーイズ(Beastie Boys)が気に入ってはいていた”って印籠みたいなのもありますし、予備校時代のリベンジもあります(笑)。

「エトニック」っていう、アメリカの運動靴ですね(編集部注:1876年に革靴をメーンに製造する会社としてアメリカで創業。1945年にゴルフシューズ事業を開始したことでスポーツ分野に本格的に参入し、70〜80年代のジョギングブームで名を馳せた)。たまたま置いてあるところを見つけたんですけど、日本での流通数はまだ少ないみたいで、時々アトモス(ATMOS)系列のお店に並んでたりします。この“ステイブル ベース”はセンターで色が違ったり、細部のこだわりがかわいくて、「ニューバランス(NEW BALANCE)」のような歩きやすさもあります。「それどこの靴?『エトニック』?へぇ〜」ってやり取りが楽しいですね、中小企業を応援するつもりではいてます(笑)。

RGさんは基本的にスニーカーをはかれるようですね。マニアの方にははかない人も大勢います。

おっしゃるように、レア物をどんどんゲットするコレクタータイプと、ガンガンはくタイプがいますが、僕は後者です。はいてこそわかるよさもありますし、僕の場合はバイクに乗ったりロケをしたりと、ライフスタイルに合う機能性を重視してスニーカーを集めているのが大きいです。今のスニーカーブームの中核の30〜40代の方々も、普段の生活を軸にスニーカーを決めることも多いんじゃないですかね?

最近は転売市場の動きが活発ですが、RGさんの場合は行き場のなくなったスニーカーや要らなくなったものはどうしていますか?

若手の時に貧乏でスニーカーが買えなかった経験があるので、後輩たちにあげてます。あと、吉祥寺にあるスニーカーショップのスキット(SKIT)によく行きます。どうしても場所とかの関係で家に置けなくなったモノは適正価格で買い取ってくれるし、加水分解してしまったモノもコレクターアイテムとして引き取ってくれる。もちろん販売もしていて、レア物も置いてあるんですが、少しはプレ値が付きますが、転売価格のようにとんでもない価格ではない。すべてのスニーカーに愛を持って接しているのが伝わってくるので、もしどうしても欲しいレア物があれがスキットさんに行ってください!僕も、どうしても欲しかった海外モデルをスキットさんで買ったりしてます(笑)。

転売市場でもうけている人たちがいる現状をスニーカー愛好家としてはどう感じますか?

それは“大間のマグロ”が何千万円にもなるのと一緒で、市場原理としては一緒。僕もリセールサイトで買った経験がありますし、経済の仕組みとしては仕方がないことだと思います。高値で転売されているスニーカーは、手数料込みだと考えればいい。転売している人たちも彼らなりに、暑い中店頭に長時間並んだり、オンライン抽選で当選するためにいろいろと設備投資したり、苦労していると考えれば安く感じます。まさに『大間のおじさんが冬の荒波の中、マグロを網ではなく一本で釣ったなら何千万円も出す!』という考え方です(笑)。“トリプル S”が定価で10万円以上する一方で、「THE TEN」の“エア ジョーダン 1”は定価が約2万円ですけど、リセール市場では10万円を超える。スニーカー自体の価格が上がり、レア物はプレ値がつく今、最初からもう定価はないものだと思った方がいいかもしれないですね。時代としても“大物”を自慢したいのであれば、お金を出すことが自然になっていますし、経済を知る勉強にもなるんじゃないでしょうか。

転売を防ぐために、ドレスコードを設けるブランドやショップが増えていますがどう思いますか?

ドレスコードのためにドレスコードをプレ値で買う悪循環もできている現状もありますが、僕はもっと厳しくなっていいと思っています。アンディフィーテッド(UNDEFEATED)はポイント制で、よく購入している人に還元される仕組みになっていますが、普段そこで購入しない人よりも、常連さんに購入してもらう方がいいと思います。

今後、RGさんモデルのスニーカーが出ることを期待してもいいでしょうか?

よく聞かれるのですが、おこがましすぎますし、求める側でいたいですね。自分が産んだ子どもがけなされるのも嫌です(笑)。

スニーカー芸人としての今後は?

いつかは「RGがはいているあのスニーカーがいい」って思われるようになりたいですね。おしゃれと思われたいヨコシマな気持ちでインスタグラムを始めたところもありましたが、今こうやってファッションやスニーカー業界の方々とお仕事をするようになって真剣に向き合うようになったからこそ、死ぬまでとことんスニーカーを買いまくるつもりです。“スニーカーの人”というアイデンティティーが自分の中で生まれたのがすごくうれしい。なにかを集中して集めることって、自分がどういう人間かを表すと思うんですけど、こんなにもモノを集めることは人生で初めてなんです。本当に毎日が楽しくて、このあいだ北京の空港でトランジットの関係で5〜6時間待ってた時も、ずっと人の足元を見てました。もう野鳥の会みたいな状態(笑)。

僕がスニーカーをはいていると、「あいつはなにも知らないくせに」と言われることがあります。でもスニーカーが好きであること、はくこと、集めることに免許も資格もありません。だからそんなの気にしないで、今日もいろいろとお話ししましたが、とにかく欲しいものがあれば買うべきです。いろいろ経て、江戸時代に来てください(笑)。

「カルバン・クライン」の再生策が成功か? PVHの売上高が1兆円超え

「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」や「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」を擁するPVHコープ(PVH CORP)の2019年1月期決算は、売上高が前期比8.3%増の96億5680万ドル(約1兆525億円)、純利益が同38.8%増の7億4460万ドル(約811億円)と増収増益だった。

ブランド別の売上高は、「トミー ヒルフィガー」が同11.5%増の43億4450万ドル(約4735億円)、「カルバン・クライン」は同7.7%増の37億3120万ドル(約4067億円)だった。いずれも主にヨーロッパとアジアでの売り上げが好調だったことによるが、「カルバン・クライン」は北米での「カルバン・クライン ジーンズ(CALVIN KLEIN JEANS)」の不調を受けて1ケタ台の成長にとどまった。

エマニュエル・キリコ(Emanuel Chirico)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「全体に非常によい結果を出すことができて満足している。特に『カルバン・クライン』は、ブランド再生策を迅速に実施したことが奏功して健全な業績となっており、回復への第一歩を踏み出すことができた。ここからは上昇の一途だろう」と語った。

チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めていたラフ・シモンズ(Raf Simons)の退任後、「カルバン・クライン」はコレクション事業からの撤退やミラノオフィスの閉鎖、ニューヨーク旗艦店の閉鎖などを発表した。その一方で、歌手のショーン・メンデス(Shawn Mendes)を起用したアンダーウエアラインのキャンペーンを打つなど、“ラフ・シモンズ以前”のブランドイメージへと軌道修正を図っている。キリコ会長兼CEOは、「ショーンを起用したキャンペーンは、かつて当社の広告が巻き起こしていたような大きな反響を消費者から得ることができた」とコメントした。なお、一連のブランド再生策にはおよそ4100万ドル(約44億円)の費用を投じている。

キリコ会長兼CEOは、「カルバン・クライン」のライセンス事業を行っているG-IIIアパレルグループ(G-III APPAREL GROUP)に、北米におけるウィメンズジーンズのライセンスを売却するべく交渉していることを認めたが、当面はこれ以上の再生策は行わないと述べた。

決算発表の結果を好感し、PVHの株価は時間外取引で121.65ドル(約1万3259円)をつけるなど、一時は前日比10%近くの値上がりとなった。

「ジミー チュウ」が日本初のレディース&メンズ複合店をオープン

ジミー チュウ」は4月24日、レディース、メンズを取り扱う複合店として神戸大丸店を移転・リニューアルオープンする。旧店舗ではレディースのみを販売していたが、リニューアル後はメンズコーナーを新設。「ジミー チュウ」が扱う全カテゴリーをラインアップする。

レディースコーナーでは、シューズやバッグ、アクセサリー、アイウエアなどフルラインを用意。アイボリー、ペール・ローズ、ライラック、サンドとブランドのシグニチャーカラーに基づいたインテリアにクリスタルのシャンデリアを飾り、1940年代風の建築美を反映させる。また、1960年代のロンドン・メイフェア地区のプレイボーイに着想したメンズコーナーには、チャコール・ゴレー、ブラック、シルバーなど、ダークカラーを使用。シューズやバッグ、アクセサリーを用意する。

ジミー チュウ 神戸大丸店
神戸市中央区播磨町46番地 ニッケ播磨町ビル

2019年春夏NYコレクションが開幕 「トム フォード」はジェンダーの既成概念を覆す

2019年春夏ニューヨーク・コレクションが始まった。トップバッターの「トム フォード(TOM FORD)」はジェンダーに対する既成概念にとらわれないコレクションを発表した。

デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の曲「I Can’t Give Everything Away」や男性同士の愛を描いたザイレプレッシブルズ(The Irrepressibles)の「Two Men in Love」が流れる中、ウィメンズとメンズのモデルが登場。ウィメンズモデルは、クロコダイルやレザーのジャケットやコルセットトップス、ペンシルスカートなどのハードな要素に、サテンやレースといった女性らしい素材を合わせた。ランジェリーのようなレーストップスにパワーショルダーのジャケットなど、フェミニンにマスキュリンを加えたルックも。

ドロップショルダーコートやブルゾンは、男女でシェア。ブラックやホワイトの他、淡いピンクやライラック、ヌードカラーなども男女共通だ。

ショー後のアフターパーティーでは、「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」が昨年発売したリップスティック「ボーイズ&ガールズ」のキャンペーン動画を大型スクリーンで流し、製品も並べた。同コレクションは50人の男子の名前をつけた「ボーイズ」カラー50色と、50人の女子の名前を使った「ガールズ」カラー50色の計100色をラインアップしている。キャンペーン動画には女性がリップをつけているシーンはもちろん、男性がリップをつけてキスしたり、真っ赤なリップで微笑むシーンもあり、ジェンダーの概念をキャンペーンとして話題を呼んだ。

「タグ・ホイヤー」が香川真司とチャリティーオークション 西日本豪雨の被災児童を支援

スイスの高級時計ブランド「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」は、ブランドアンバサダーを務めるサッカー選手の香川真司と共に、西日本豪雨で被災した子どもたちへの緊急支援としてチャリティーキャンペーンを実施する。

7月23日18時から31日23時59分まで、香川自身が着用したコラボモデルの“アクアレーサー キャリバー5 香川真司エディション”、サイン入りボックス、サイン入りユニホームを公式サイトでオークションに掛け、落札金額に「タグ・ホイヤー」からの寄付金を加え、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SAVE THE CHILDREN JAPAN)に寄付する。

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の「タグ・ホイヤー」は、ブランドのスローガンである“Don’t Crack Under Pressure(プレッシャーに負けるな)”を体現する香川と2016年からブランドアンバサダー契約を結んでいる。19日に都内で行われた会見に登場した香川は「僕自身、何度もプレッシャーに負けてきたが、そこから得たものも多い。最後は自分を信じることが大事だ。チャリティーを通じて、被災された方の力に少しでもなれたらと思う」と語った。

クロスプラスが初のEC専業ブランド 人気スタイリスト福田亜矢子と斉藤くみを起用

クロスプラスは2019年春夏、同社初のEC専業ファッションブランド「ノーク(N.O.R.C)」をスタートさせる。トレンド感のある商品とベーシックを合わせた日常着を提案。デザイナーズブランドから量販店への卸商品まで手がける同社の生産背景を生かし、“大人の女性に向けた本当のコスパブランド”を目指す。2月下旬から自社モール「クロスプラス オンライン」で販売する。

「ノーク」のトータルプロデューサーは、これまでオンワード樫山で「ローズブリット(ROSEBULLET)」などの数々のブランド開発を担当し、LA発の「キットソン(KITSON)」を日本に導入した宮井雅史を任命した。ディレクターには女性誌を中心に活動するスタイリストでプライベートでは母でもある福田亜矢子と斉藤くみの2人を起用した。福田が今の気分をとらえた着まわし力のある日常着“ノーク”を、斉藤はトレンチコート、白シャツ、Tシャツなど定番アイテムをベースにした “ノーク バイ ザ ライン(N.O.R.C. by the line)”を手掛ける。

コラボレーション商品も豊富で、デニムブランドの「レッドカード(RED CARD)」をプロデュースするドクターデニム ホンザワの本澤裕治・代表とのコラボデニムや、「リバティ ロンドン(LIBERTY LONDON)」のプリントを使ったアイテム、水着ブランド「ガカモレ(GUACAMOLE)」とのスイムウエアなどをそろえる。

価格帯はジャケット1万1000〜1万9000円、アウター8900〜3万6000円、シャツ・ブラウス5900〜1万3000円、カットソー3900〜6900円、ニット5900〜1万3000円、ボトムス6万9000〜1万5000円、ドレス 7900〜1万9000円など。

初年度の売り上げ目標は1億5000万円。認知拡大のため他社ECモールや、リアル店舗でのポップアップストア出店も視野に入れている。

「ルイ・ヴィトン」がカラフルな新レザーグッズライン アイコニックな素材と柄の融合

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、新たなレザーグッズライン“タイガラマ(TAIGARAMA)”を3月29日にショップとオンラインストアで発売する。レザーに細かく型押しが施されたタイガ・レザーにアイコンのモノグラム・キャンバスを組み合わせ、鮮やかな色合いに仕上げたカジュアルなムードのバッグやアクセサリーをそろえる。

特徴的なカラーリングは、明るい太陽をイメージしたバイアイエローや広大な海のパシフィックブルーなど、夏の船旅から着想を得たもの。同ブランドのモノ作りには欠かせない旅の要素と長年培ったクラフツマンシップを融合し、フォーマルからストリートウエアまで幅広いスタイルになじむ軽快さを加えた。

アイテムは定番ボストンの“キーポル・バンドリエール 50”(29万6000円)や長さの調整が可能なストラップを備えた“アウトドア・メッセンジャー”(19万円)、“ディスカバリー・コンパクト ウォレット”(6万2000円)のほか、ボディーバッグ、カードホルダー、iphoneケースなど豊富だ。

LA発「リフォメーション」がカーボンフットプリントの“買い取り”を開始 国内線の飛行機旅は10ドルから

ロサンゼルス発のサステイナブルファッションブランド「リフォメーション(REFORMATION)」は、今月からカーボンフットプリントを“買い取る”サービスを開始し、“商品”を販売している。 カーボンフットプリントとは、個人や団体、企業などが活動する上で排出される二酸化炭素などの温室効果ガスを計測したもの。“商品”を購入すると、全額がカーボン・オフセット活動をしている団体に寄付される。

現在7つの“商品”メニューを展開し、最も安い“ビジネス オア プレジャー(Business or Pleasure)”は、北米における国内線1回の旅で発生する二酸化炭素の平均量(1トン)を買い取るもので、価格は10ドル。国外線だと2トン買い取り、価格は20ドルだ。“ファミリー インターベンション(Family Intervention)”は4人家族が1年間で排出する二酸化炭素(平均で40トン)を買い取り、価格は400ドルだ。さらに“キャンセル ザ ウェディング(Cancel The Wedding)”は結婚式を1回挙げる際に発生される二酸化炭素(平均で16トン)を買い取り、価格は160ドルなど面白いプランもある。

「リフォメーション」は2009年にヤエル・アフラロ(Yael Aflalo)がロサンゼルスでスタートしたブランドで、オーガニックやリサイクルコットンなどサステイナブルな素材を使用し、全て地元のロサンゼルスで生産している。また、ECサイトでは全商品においてその商品を作るのに発生する二酸化炭素の量を明記。植樹や川の清掃活動のほか、カーボンオフセット団体に投資したり、環境に配慮した活動を積極的に行っている。もちろん、実店舗も決済はキャッシュ・ペーパーレスだ。最近は若年層に人気で、全米で14店舗を展開している。

海外ミュージックとチルアウトなひととき

旬な海外アーティストが出演するサマーフェス『Hostess Club Weekender』には、おしゃれな音とおしゃれな人が溢れてました♪ DJ KYOKOも足を運び、音楽の今を感じて来たそう。楽しいライヴの様子とおしゃれニスタをレポート!

「Hostess Club Weekenderは、“今”生で観てみたい
アーティストが多く出演するのが魅力。私のお目当てはSOHN と Simian Mobile Discoでした。両方クラブライクな音なんですが、昼間の開催ということで雰囲気は夜と少し違って、面白かったです。個人的には、こういうイベントをきっかけに、夜のクラブにも足を運んでもらえたらうれしいな~と思いました。

そんな中に出展していたGapラウンジは、フォトブースで遊べて、ステンシルでオリジナルのTシャツデザインができて、ライブ後にクールダウンするのにピッタリなかき氷がフリーであって……♡夏のお祭り感がとても楽しかったです! Summer Loves感満載! 

Gapって、さらっと着られるけど可愛くて長く着られる上に、Weekenderのような屋内フェスでも野外のフェスでも着やすいアイテムが多いから、夏は特に注目したい!」。

DJとしての実力もさることながら、キュートなルックスにも注目が集まる人気DJ。日本だけでなく、アジア各国からもラヴコールが止まらない。